東京の弁護士 患者側の医療ミス事件を取り扱っています

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医療事件のご案内

はじめに

私は、2001年頃から、患者側の医療事件(医療ミス事件、医療過誤事件)を取り扱ってきました。ここ10年くらいの取扱事件はほとんど医療事件です。

医療事件は、専門的な知識が必要であり、1つの事件を処理するのに必要な時間も一般事件とは比較して相当に大きいです。

医療事件では、まず調査を行って病院や医師に責任追及ができるかどうかを調べるのが一般的です。医療事件では、一般の損害賠償事件と違い、病院側に過失があるかどうかがはっきりしないことが多いからです(もちろん、すでに病院側がミスを認めている場合などの例外もあります)。

この調査が不十分ですと、後になって困難な状況に陥ることになりますので、きちんと調査をすることが大切です。

責任追及可能

相談を受け、上記のように調査をしてみた結果、病院や医師に対して責任追及が可能であるというケースは多くはありません。このことは、依頼者の方から見れば仕方のないことで、病院からの情報が少ないなかで予想もしなかった結末になったというような状況では、病院や医師に対して不信感をもつことがあるのはやむを得ないところだからです。

また、医学的に責任はないとしても、医師の患者への対応が不親切、不十分、ということもかなりあり、このような場合、相談者の方が不信感をもつのはむしろ当然のことといえるでしょう。

他方、調査の結果、相談者のご主張のとおり、病院側に問題がありると思われる事件ももちろんあります。その場合は十分な調査を経て、先に進むことになります。

一般に、医療事件はなかなか勝てないとか勝訴率が低いと言われています。データ的にもそうなっているでしょう(ただし和解で終了している事件もかなりあり、そのうち勝訴的和解も相当数あると思われます)。しかし、その中には、十分に調査をしないで示談とか訴訟に進んでしまうケースが含まれているかもしれません。最初に十分な調査をして責任追及可能と考えられる事件についてみれば、なかなか勝てないとか勝訴率が低いとは必ずしもいえないと思います。

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